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こんにちは、今日のブログ担当です。
昨年、2022年10月のYahoo!ショッピングとPayPayモールの統合により
経済圏が大きな変革期に入ったのは皆さまご存じの状況かと思います。
そんな中、今月は超PayPay祭りですね。
皆様お目当てのお買い物は順調でしょうか?
ユーザー目線はさておき、本日はYahoo!ショッピング統合前にPayPayモールで出店、
そして統合を向かえた中で、現在Yahoo!ショッピングへ出店する場合、
統合前後を運営を思い出して振り返りしようと思います。
まずは何を考えていくべきかの参考になれば幸いです。
◆本日のブログネタ
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✓最近のYahoo!ショッピングは?Yahoo!ショッピング統合前後の影響
✓今のタイミングで出店検討する場合、事前準備や予めおける抑えるべきポイント
✓出店に向けた準備内容及び優先付け
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✓最近のYahoo!ショッピングは?
2020年10月にYahoo!ショッピングとPayPayモールの統合、一つのモールへとなりました。
またYahoo!、PayPay、LINE各アセットの連携も期待されております。
ユーザー還元率の変化 毎日がお得へ!
日曜日の特日と各種ユーザーステータスに応じた還元率から、
分かりやすく毎日均等にお得になるというシンプルなものへ変化しました。
上記、主な変化に関して様々なところで取り上げられておりますが、
LINE、Yahoo!ショッピング、PayPayの連携に関してYahoo!ショッピング経済圏の拡大が期待されます。
しかし顧客の体験要素を最優先とした変革に関して、
UI、ストア及びアイテムの評価ロジック、モールとしてのユーザー還元(特日)の変更から
集客/販促施策対策から在庫管理、流通予測など既存ストアは様々対策を行っている状況です。
特に売上の変化に向けてどのように検証と対策を行い、軌道に乗せるか非常に重要なタイミングと思います。
統合後の出店検討や色々情報収集を行っている時を振り返ってみます。
◆Yahoo!ショッピングへの出店検討における声(一例)
「Yahoo!ショッピング経済圏拡大に期待を持ち出店を検討したい」
「PayPayやLINE連携などを活用したCRMを中心に今後の期待値が高い」
「Yahoo!ショッピングへの出店を検討しているが、イマイチ道筋が分からない」
一方、
◆統合により既存ストアにおける声(一例)
「今まで売れてように同様の事が通じない。統合後の売上に伸び悩んでいる」
「今投資を行い攻めるべきか、今は様子見つつ検証方法を模索している」
「変化に対して色々試して、戻ってきたのでうまく順応していきたい」
など、統合後約5か月が過ぎストアによって様々な見解を持っているようです。
✓今のタイミングで出店検討する場合、事前準備や予めおける抑えるべきポイント
現状最優先されているポイントが、Yahoo!ショッピングにおける顧客体験に準じたストア評価に
影響を受ける項目を優先的に対策する事と言われております。
◆主な対策事項
上記4点が出店に向けた抑えるべきポイントになります。
それぞれの簡単な概要ですが、
1)プロモーションパッケージ
・全出店者が利用可能な新しい販促オプション
主な特典
検索結果順位アップ効果の上乗せ
顧客分析、顧客に合わせた施策が打てる「Store's R∞」
自ストアの運営状況とモール実績が比較できる「プレミアム統計」
ビッグセール時の販促キャンペーンへのエントリー権利
・費用は、出店者の売上から3%の相殺
など
プレミアム統計の活用の一例として、検索流入からの分析項目がアップデートされ、
改善サイクルにおける可視化が行いやすくなりました。
モール内の流通検索ワード及び自社の販売シェアなどが分析できます。
活用イメージとして
※プレミアム統計(検索流入レポート活用イメージ)
分析したいカテゴリの検索状況から自社商品の流入状況などの分析項目を設計、露出状況や商品ページへの
改善活用、セール時期における販促露出調整など様々な活用が可能です。
2)優良配送
検索画面においても優良配送が優先的に表示される形にもなります。
また先日ストア名も検索で表示されました。(統合直後は非表示)
3)優良店ロジックの変更
・ストアの各種登録や設定
・商品画像
・メルマガの利用
・クーポン/値引などの販促設定
・メルマガの配信頻度
・ストア売上(取扱高)
・出荷状況、お客様評価
など様々な項目が設けられており、各ロジックを適切に対応することで評価される仕組みになります。
評価項目例:
4)ルールとガイドライン
統合後順次アップデートがされ、仕様やレギュレーションは今後も更新される状況です。
現時点で準備可能なものとして商品画像関連の要素です。
一例:
検索流入における重要な要素にもなります。
各モールで同じ商品画像を流用するケースが多く見られますが、モール毎のレギュレーションを把握し、
更新に合わせて適宜対策すべきポイントの一つとなります。
配送面とプレミアムパッケージに関しても現状優位性が最も高く、今後前提条件とも想定します。
勿論運営に伴うコスト面、オペレーション等とのバランスや考慮も重要です。
検索画面のUIや関連レコメンドも都度細かな変化が行われており、ファンダメンタルに関しても
アップデートや更新頻度も多いタイミングになり、キャッチアップや適切な対応が必要です。
✓出店に向けた実行内容の優先付け
抑えるべきポイントを短期間で全ての項目を100%にすることは難しいです。
その中で各項目の優先順位を設けた上でストア出店/運営を行う事を推奨します。
やみくもに広告や販促投資を行う事は避け、特にファンダメンタルを整え、
効果検証を設計した後に投資戦略を設計することが最も重要です。
◆新規出店準備項目例
・明確な売上目標及び投資予算の設定
・Yahoo!ショッピングの評価項目にて優先順位を付けた上で対策を実施
・ファンダメンタル/ストア評価の対策
・売上目標及び各施策の検証方法策定
・Yahoo!ショッピングのイベントやユーザーステータスに応じた販促/広告施策の設計
特に新規出店の場合、もし他モールを並行して運営している場合、
Amazonで売れるもの、
楽天で売れるもの、
Yahoo!ショッピングでも売れるか検証が必要です。
商品カテゴリや顧客単価、顧客層、売上伸長時期など必ず差分が出てくるので
あわせた形での検証設計準備がとても重要になります。
今回は出店にフォーカスした抑えるべきポイントをサマライズ致しましたが、
統合後の具体的な対策や検証状況に関しては次の機会をお楽しみに。
Yahoo!ショッピングにおけるご相談があればお気軽にお問い合わせくださいませ!
◆新規出店代理運営サービス 「らくスト」
https://www.commerce-container.cci.co.jp/rakust
◆既存ストア運営におけるコンサルティングサービス
https://www.commerce-container.cci.co.jp/service
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