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【楽天】RPP広告で効果を最大化させるための第一歩

作成者: CommerceContainer|2023.06.19.Mon

 

 

こんにちは!

楽天市場で店舗運営を始める中でRPP広告の運用でお困りの方も多いのではないでしょうか?

「なかなか費用対効果が合わない」

「広告表示がされない」

「リソースが無くて広告チューニングに手が付けられない」

 

そんな店舗様に向けてRPP広告の詳細やチューニング方法をお伝えします!

 

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1, そもそもRPP広告とは?

2, RPP広告の始め方

3, RPP広告の掲載面

4, RPP広告の基本的なチューニング方法

5,終わりに

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1, そもそもRPP広告とは?

RPP広告とは、楽天市場内において検索キーワードに連動して表示されるクリック課金型の広告です。

オーガニック検索結果よりも上位に表示され、特にスマートフォンやアプリ端末ではFVがRPP広告で占有されることもあるためアクセスを集めるうえで非常に重要な広告となります。

 

 

▼RPP広告の基本的な情報

最低予算:5,000

最低CPC10円~※1,000円まで設定可能

キャンペーンCPC、商品CPC、キーワードCPCを設定でき、キーワードCPCは商品CPCよりも高い設定を行う必要があります。

※キーワードCPCは最低40円~

商品CPCに関しては個別設定は必須ではないですが、個別で設定した商品はキャンペーンCPCよりも商品CPCが適用されます。

 

2, RPP広告の始め方

ここではRPP広告の始め方に関してご説明いたします。

画面の案内に沿って必須項目を埋めていくだけですので初めての方でも安心して設定できます。

 

■ステップ①:RPP登録画面へログイン

RMSトップ>サイドバーの広告・アフィリエイト・楽天大学>1 広告メニュー(プロモーションメニュー)>検索連動型広告(RPP広告)をクリック(下記の画面に遷移します)

上段のタブからキャンペーンを選択し、「新規登録」をクリックします。

 

 

■ステップ②:キャンペーン設定

画面の案内に沿って下記項目を埋めます。

・キャンペーン名

・ステータス

・継続月予算

1クリックあたりの入札単価(キャンペーンCPC

 

※ここまで完了し、ステータスを「有効」にすれば数時間後には反映され配信が開始されます。

 

■ステップ③:除外設定/商品CPCの設定

ここからは必須の対応ではないですが、対応すべき箇所ですので記載いたします。

・除外設定

RPP広告では、原則RMSに登録している全商品が配信対象となります。

(在庫が0の商品や非表示商品を除く)

そのため、RPP広告を配信したくない商品に関しては別途除外設定を行う必要があります。

上段タブの「除外商品」をクリックし、「新規登録」画面から該当の商品管理番号を入力して除外登録を行います。

※除外したい商品が多い場合は一括アップロードがおすすめです。

 

・商品CPCの設定

上段タブの「商品・キーワード設定」をクリックし、商品CPC欄から入力。

※設定したいキーワードも決まっている場合は一緒に登録を進めておきましょう。

 

これで一通り設定は完了です。

あとはこの後は広告掲載面の確認とチューニング方法を見ていきましょう!

 

3, RPP広告の掲載面

では具体的にRPP広告配信設定後はどこに掲載されるのでしょうか?

主に下記の3種類の画面に表示され、商品名先頭に[PR]の文字が明記されます。

 

・検索結果画面

PC; 4

スマートフォン/アプリ:6

202343日 時点

広告枠数に関しては変動する可能性が高いため定期的に確認が必要です。

 

・ジャンルページ画面

・提携サイト内

 

4, RPP広告の基本的なチューニング方法

チューニング方法はリソース状況などによっても異なり、正解はございませんがいくつかご紹介します。

 

・実績データを週次または月次で落として一括更新

商品数が多い場合、基準を決めて一括でチューニングを行うことがおすすめです。

〈例〉

・月間クリック件数200以上且つ下限ROAS目標をクリアしている商品CPCは一律10%引き上げ

・下限目標ROAS以上且つ直近の広告経由販売件数が5件以上の商品CPCは一律10%引き上げ

・月間クリック件数200件以上で販売件数0の商品は最低CPCまで引き下げor除外設定

 

上記はあくまで一例ですが、予算の進捗状況など鑑みて基準を設定し、一括でチューニングを行います。

 

※注意点

・掲載面の確認

キーワード別のデータを落とし、その情報のみで引き上げなどを行うことには落とし穴があります。

例えば「セーター レディース」というキーワードの実績が下記のようだったとします。

クリック数: 500

ROAS: 500%

※目標ROAS 400%と仮定

 

この場合、もっとクリックを増やせばいいと思いキーワードCPCを引き上げる判断をしてしまう担当者もいますが、予算を無駄にしてしまう可能性があります。

 

この時すでに該当キーワードで1位表示が出来ている場合、それ以上引き上げても検索結果画面での伸びしろが少ないと想定されるためです。

(どちらかと言うと商品CPCを引き上げてそのほか掲載面での露出を増やす方が伸びしろとしては大きいです)

 

・季節イベント関連商品の対策

「バレンタインデー」や「母の日」など季節イベントに関連するキーワードは、かなりCPCが高騰し高額な予算を充てられる店舗様でないと太刀打ちできないことがあります。

(目安CPC1,000円など、、、)

 

そんな時にオススメなのは、ピーク時の1ヶ月半前から広告対策を行うことです。

例えば「母の日 ギフト」のキーワードで上位表示したい場合、3月末頃にそのキーワードでの目安CPCを一旦設定しましょう。

 

初めのうちは目安CPCが高く設定に怖気付いてしまうかもしれませんが、爆発的に予算が消化されないよう毎日(もしくは12回程度)観測します。

この時、上位表示獲得しつつ目安CPCを定点観測していると母の日が近づいてきても目安CPC100円台などに引き下がることがあります。

 

これがこのチューニング方法のメリットです。

ピーク前に上位表示獲得し、クリックを獲得していると「このキーワードでこの商品はクリックされやすい」とアルゴリズムに認識されるようです。

初めのうちはクリックのみ発生してROASが上がらないこともありますが、ピーク時に向けた投資として我慢することが重要です。

 

実際クライアントの店舗様にて、チョコレートやお菓子類でなくとも「バレンタインデー」というビッグワードでピーク時に目安CPC100円台で表示できた事例があります。

定点観測して細かくチューニングする作業が必須ですが、是非余裕のある方は試してください。

 

・イベント前に調整

楽天では基本的にお買い物マラソンが毎月2回、スーパーセールが年4回のペースで訪れます。

ユーザーもこの間を狙って楽天市場にアクセスすることが多く、購買意欲も高いためこの期間でCPCの強化を行うことが効果的です。

 

予算が限られている店舗様などでは、商品数を絞りこの期間のみ広告配信を実施することも一つの手です。

 

それぞれの店舗様状況に合わせて最適な配信案を見つけていきましょう。

 

5,終わりに

いかがでしょうか?

RPPは手っ取り早く始められる一方、ライバルも多い広告です。

弊社ではRPPの配信のご相談~どのキーワード/市場を狙うべきかのご相談まで幅広く対応しておりますので、お悩みの店舗様はお気兼ねなくお問い合わせください。

 

■お問合せフォーム
 

それでは次回のブログをお楽しみに!