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【楽天】クーポンアドバンス広告の運用方法とコツ

作成者: CommerceContainer|2023.07.11.Tue

こんにちは!
楽天市場の「クーポンアドバンス広告」をご存知でしょうか?
楽天市場で売上を増加させるため、クーポンアドバンス広告の運用方法などは是非押さえておきたいポイントの一つとなります!
今回はクーポンアドバンス広告の基本的な仕様や運用方法に関してご紹介いたします!

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1.クーポンアドバンス広告とは?
2.クーポンアドバンス広告の設定方法
3.クーポンアドバンス広告のメリットとは?
4.クーポンアドバンス広告を運用する上での注意点
5.おわりに
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1.クーポンアドバンス広告とは?


クーポンアドバンス広告とは、楽天市場や楽天グループサイト内にて、商品を「クーポン付きで」露出させる運用型広告です。
RPP広告では広告がクリックされると単純に商品ページに遷移しますが、クーポンアドバンス広告では「広告クリック=クーポン獲得」となり商品に遷移します。

▼課金形態
クリック課金型
ユーザーが広告をクリック(クーポンを獲得)した時点で設定したCPCが課金されます。
※クーポンが使用された(購入された)時点での課金ではないのでご注意ください。

▼掲載面
ユーザーマッチングと検索キーワードマッチングの2種類があり、それぞれ配信先に違いがあります。

・ユーザーマッチング
ユーザーの購買情報などをもとに配信先(配信広告)が変わります。
▼主な配信先は下記の通り
・楽天市場トップページ(PC/SP/アプリ)
 
・ジャンルトップページ(PC/SP)
 
RaCouponトップページ(PC/SP)
 
→アプリでは楽天市場トップページのみの表示となります!

・検索キーワードマッチング
楽天市場検索結果画面(PC/SP/アプリ)
→ユーザーが検索したキーワードをもとに配信されます。

検索キーワードマッチングとは、RPPのキーワード設定同様商品別にキーワードを設定しその関連検索結果画面にて表示させる機能のことです。
どの面で表示できるのかを意識してチューニングを行いましょう!

2.クーポンアドバンス広告の設定方法


この章ではクーポンアドバンス広告の設定方法をお伝えいたします!
それほど複雑な設定ではないため、是非本ブログを読み終わりましたら管理画面よりお試しください!

■ステップ1
RMS>広告・アフィリエイト・楽天大学>広告(プロモーションメニュー)>運用型クーポン広告(クーポンアドバンス広告)>キャンペーンの新規登録

■ステップ2
下記画像内の項目を埋めます。
 
画面に沿って入力を行えば完了しますが、一部補足を記載します。
・継続月予算
最低予算は5,000円です。あくまでクリック課金に対する予算であり、クーポンが使用される際の割引金額はこの予算には含まれませんのでご注意ください。

・クーポン1獲得あたりの入札単価
いわゆるキャンペーン単位での入札単価のことです。
配信商品選定を手動で行うか自動で行うかによって最低CPCが変わります。
自動の場合:25円~1,000円
手動の場合:40円~1,000円
※商品別にも設定できるので筆者はそこまで高く引き上げる必要はないと考えております。

・値引率と配信商品設定
「配信対象商品」と「値引き率」「CPC」を自動で設定するか手動で設定するかを決定します。

▼自動で設定する場合
値引き率を(高/中/低)から選択し、対象商品を絞る場合には除外商品設定を別途行います。
楽天側がユーザーの需要予測に合わせて商品を選択し値引きプランに合わせて配信を行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼値引き率を手動で設定、配信商品を自動で選定する場合
この場合、配信を希望しない商品に関しては別途除外商品設定を行います。
 
▼値引き率も配信商品も手動で設定
キャンペーン登録後に配信商品を登録する必要があります。
配信商品の登録を忘れると広告配信がされませんのでご注意ください。
配信する商品のみを登録するため、この場合除外商品リストは適用できません。


3.クーポンアドバンス広告のメリットとは?

 


この章ではクーポンアドバンス広告を運用するメリットをお伝えします!

■メリット1:検索結果画面最上部への表示
検索キーワードマッチングでは、表示先がRPP広告よりも上部の画面となるためユーザーの目に留まりやすくなります。
RPP広告で狙いたいキーワードのCPCが高騰しており勝負できない場合、クーポンアドバンス広告から攻めてみると良いでしょう。
 
■メリット2:CPCが低い
メリット1でも少し触れましたが、RPP広告と比較して比較的低いCPC設定で表示されることが多いのが特徴です。
もちろん実際に購入される場合は割引が発生するためコストはかかりますが、その点を考慮しても露出がされやすいクーポンアドバンス広告はメリットといえるでしょう。

■メリット3:画面占有率を高められる
RPP広告や商品SEO対策によって上位表示を獲得できている店舗様で、より販促や売上を強化したい場合クーポンアドバンス広告は次の一手として期待できます。
検索結果画面での上部表示順がクーポンアドバンス広告>RPP広告>オーガニック順位となるため、そのすべてで自社商品を露出させて占有率を高められます。
必ずしもすべてで占有しておくことが正しいわけではないため、占有率と売上(費用対効果)の効果検証を行いどの面で露出させておくと店舗にとってベストなのか効果検証を行いましょう。




4.クーポンアドバンス広告を運用する上での注意点

 


設定方法やメリットをご説明した後は、注意点をいくつかご紹介いたします。
運用後に「知らなかった!」と焦ることがないよう合わせて確認しておきましょう。

・クーポンの有効期間
クーポンアドバンス広告で発行したクーポンの有効期間は、翌週の月曜14:59までとなります。
そのため、仮に月曜の午前中に獲得されたとしても有効期間は14:59までとなるため、使用可能期間が短くなります。

・クーポン原資は店舗様負担
クーポンアドバンス広告で発行され使用されたクーポンの割引原資は店舗様負担となります。

・新商品の表示に関して
新たに商品登録を行った商品に関してはすぐには配信がされません。
販売開始から2週間以上経過すると配信されます。

・検索結果画面での表示は楽天会員のみ
検索結果画面でのクーポンアドバンス広告の表示有無を確認しようと実際に楽天市場でキーワードを検索しても表示されないことがあります。
この場合、開いているブラウザが楽天IDでログインしていない場合が多いので、ログイン後にご確認することをお勧めします。

5.おわりに


いかがでしょうか?
本ブログを通してクーポンアドバンス広告の概要や設定方法などがご理解いただけていると嬉しく思います。

クーポンアドバンス広告は他モールでは見ない特殊な検索連動型広告となるため、是非とも攻略いただきたい広告メニューです!
コマースコンテナではクーポンアドバンス広告だけでなく、集客~戦略立案までサポートいたしますので、店舗運営に関してご不安な点がある方は是非お気軽にお問い合わせください!

 

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それでは次回のブログをお楽しみに!