ソーシャルコマースで活用の多い、Instagramショッピング機能の開設までの手順と、弊社での実施実績のご紹介をいたします。
【ショッピング機能の利用条件】
ショッピング機能を利用するためには、下記の要件が満たされている必要があります。
Instagramアカウントがビジネスプロファイルである(アカウントのビジネスプロファイルへの切り替えはモバイル上で行う)
対応するFacebookマネージャーと連携し、ビジネスマネージャーへ登録
所属するビジネスマネージャー上に製品カタログがある
製品カタログを作成し、製品フィードから製品を登録(既存のカタログの流用も可)
ビジネスプロファイルがコマースポリシーに合致している
FacebookおよびInstagramのポリシーに準拠していること
該当するビジネスとドメインに紐付いていること(※ドメイン認証が必要となります)
所在地がコマースを利用できる国であること
信頼性を示すこと
(認証済みのプレゼンスを確立していることなどを通じて、信頼性を示す必要があります。十分なフォロワー数を維持していることも求められる場合があります。)
正確な情報を提供し、ベストプラクティスに従うこと
※弊社実績では開設までフォロワーが500人以上が必要でした。
【開設までの手順】
Instagramをビジネスプロフィールに変更
製品フィードの作成、ビジネスマネージャーの権限付与
ドメイン認証
製品カタログ作成
ショッピング機能の利用開始申請
【弊社実績】
弊社のD2CブランドHAUT(オウ)でのInstagramショッピング導入実績をご紹介します。
https://www.instagram.com/hautmens/
【導入の目的】
Instagram経由の購入が実績データから多かったため、Instagramショッピング機能を導入することでさらに購入が増えると仮説し、Instagramショッピング機能を実装。
【実績】
ショップへのセッションの約6%が保存ボタンを押してウィッシュリストに追加した。
ショップへのセッションの約80%が商品ページへアクセスした。
ショップへのセッションの約28%がウェブサイトへの誘導を行った。
商品ページの閲覧からウェブサイトへの誘導は33.6%という結果となった。
また、パラメーターリンクを付与しECサイト側で分析した結果、ショップ経由の誘導のCVRは10%前後の結果になり、売り上げ拡大に貢献していることが分かった。
【インサイト】
インサイト機能を活用することで、ショップへの流入経路を把握することが可能。
各径路毎の新規ビジターとリピートビジターを見ることができる。
今回の実績では新規のビジターが多く流入していることが確認できた。
【まとめ】
Instagramショッピング機能の導入には利用条件を満たすことが必要。
Instagramショッピング機能を活用することで売上貢献に寄与が期待できる。
インサイトから流入経路や新規、リピート比率を見ることが可能。
弊社ではInstagramショッピング導入支援もサポートしていますので、お気軽にご相談ください。
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