前回は新生Yahoo!ショッピングに関してお伝えしました。
今回は楽天についても触れていきたいと思います。
実は大きく変わるのはYahoo!だけではなく、楽天でも同じです。
■この記事のポイント
・楽天でユーザーにより使いやすくなるような変更が来年実施される
・変更理由としては、新規顧客獲得や既存顧客のヘビーユーザー化が想定される
・変更期間までは時間があるのが、今のうちに対応すべきことを済ませるべき
■目次
★なぜ楽天は今回の変更を行うのか
★どのようなことが起きるのか
★今後のスケジュールはどうなっているのか
★まとめ
そもそも順調に成長している楽天市場に、なぜ変更を加えるのでしょうか。
理由は楽天市場新規顧客や既存顧客へ、よりよい購買体験をさせることと考えられます。
7月21日に行われた「楽天EXPO2022」では、
楽天モバイルユーザーの20%は楽天市場を利用していないユーザーということや、
楽天市場と楽天周辺サービスを使っているユーザーが前年比で増えていることが紹介されました。
つまりそのようなユーザーに対して、楽天を利用するときにストレスなく、
またわかりやすく購入してくれる環境を作るために、今回の変更を行うと予想します。
ではどのような変化が今回起こるのでしょうか。
変更点は大きく分けて5つあります。
①検索画面のUI改善
楽天においては今までセット商品を購入しようとすると、
以下のようにどの商品が一番お得なのかがわかりにくい状態にありました。
それが今回の変更で、「入り数」「容量」「重量」などを使って単価を表示が出来るようになります。
これがリリースされると、どれが1本あたりで安いかわかるので手間がかからないですよね。
■イメージ
②価格違い商品ページの改善
楽天では今までサイズや色によって、価格が違うものは別ページとして作成が必要だったので、
回遊する必要がありました。
それが今回、1ページ内でそれぞれの商品情報が閲覧可能になるので、
欲しい商品を手間をかけずに購入することが出来ます。
③定期購入の刷新
楽天で実装されている定期購入に関してですが、こちらもアップデートがありました。
これは②の実装とも少し似ているのですが、今まで通常ページと定期購入ページが別々に存在していましたが、
これからは同一ページ内で通常購入と定期購入双方を注文することが出来ます。
また申込までのステップが多かった箇所も改善されるらしく、
より簡単に定期購入が出来るようになるそうです。
④お届け日表示の明確化
お届け日表示もわかりやすく改善されます。
今まではお届け先の場所に関わらず、一律の納期が表示されていましたが、
これからはお届け先の場所によって、納期表示が切り替わる改善がされます。
明日届くのかがより分かりやすくなるので良いですね!
※補足:当日配送に関して
楽天は2023年までに東京/大阪/福岡にほぼ自動化した物流施設を開設することや、
また日本郵便との効率的な物流体制の構築も推進することを発表しました。
今まで以上に効率化や迅速に配送が可能となるため、「あす楽」を超えて、
「きょう楽」というような当日配達が出来るサービスが実現可能性があるとのこと。
⑤ボリュームディスカウント
楽天では今までボリュームディスカウントする場合、それ専用の商品ページ作成の必要がありました。
こちらに関しても変更があります。
②に紐づく内容ですが同一商品ーページ内で、
購入個数によってディスカウントされた金額が表示されるようになる変更がされます。
■イメージ
今まではクーポンなどでしか対応できなかったこのような対応が、
来年以降には実装される見込みとのことです。
※補足:グリーンライフ・ポイント事業について
楽天では2022年10月ごろから、環境に配慮した行動をしたユーザーに楽天ポイントを付与する施策も発表しています。
具体的にどのような行動をとるとポイントを付与されるのかというと
・ラベルレス商品の購入
・省エネ家電の購入
・リユース衣類の購入
・サステナブル衣類の購入
などになります。
地球に良いことをするとポイントが貯まるのは、ユーザーとしても魅力的ですよね!
具体的な日にちなどは出てきておりませんが、2023年の4月~6月の間に今回の変更がされるとのことでした。
それまでの期間は移行期間として設定されておりますので、なるべく早く行動できるようにしましょう!
今回は楽天の変更点に関してまとめていきました。
どれもユーザーの使いやすさを重視したアップデートになりますので、
これからの楽天はさらに使いやすくなりそうですね!
アップデートも含めた楽天コンサルティングに関してのご相談は、
弊社の得意分野となりますので、是非ご連絡くださいませ。
それでは次回の投稿も楽しみにしていてください!