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【Yahoo!編】アイテムマッチとメーカーアイテムマッチの違い【前編】

作成者: CommerceContainer|2023.01.06.Fri
各モールでの年末商戦を控えた今日この頃。
 
そんな中、モール運営担当者へ1つ質問です。
皆さんはアイテムマッチとメーカーアイテムマッチの違いが何かわかりますか?
 
今日はそんな違いが分かりにくい、似ている広告プロダクトの違いをお伝えします。
 
※アイテムマッチについての詳細説明はこちらこちら
 
■この記事のポイント
・メーカーアイテムマッチはYahoo!に出店していない方でも利用が出来る
・キャンペーンは予算の箱の機能を持つ
・コンバージョンの定義がそれぞれの広告で異なる。

 

■目次
★①利用対象
★②キャンペーン単位
★③コンバージョン
★まとめ

★①利用対象
アイテムマッチとメーカー向けアイテムマッチは、利用できる方が異なります。
 
アイテムマッチはYahoo!ショッピングへ出店しているストアが、
1アカウント分管理画面を開設して利用できます。
 
一方でメーカー向けアイテムマッチは、Yahoo!ショッピングに出店していないストアや
代理店でも利用することができ、さらに1アカウントに限らず、複数アカウントを利用することができます。
 
そのため出店する手間がかかる言うことで、Yahoo!へ注力できていないストア様も、
メーカーアイテムマッチを利用することで、シェアや売上拡大を目指すことが出来ます。
 
また複数アカウント利用できることで、アカウントごとに広告出稿する企業を分けたり、
ブランドを変更したりすることが出来ます。
 
※注意※
メーカーアイテムマッチは、メーカーという名前がついていますが、
厳密にいうとメーカー以外でも利用することが出来ます。
 
★②キャンペーン単位
メーカーアイテムマッチには、
キャンペーンというアイテムマッチにはない仕組みがあります。
 
このキャンペーンという仕組みを一言で説明するとしたら、「予算の箱のイメージ」です。
キャンペーンで予算を決めて、そこに入札したい商品やキーワードなどを設定します。
 
 
 
 
 
また別の使い方として、ブランドごとにキャンペーンを設定して、
効果検証の際にキャンペーンA(ブランドA)はこういう実績だった。
というような効果検証を軸にした使い方もあります。
 
【イメージ図】
※注意※
複数キャンペーンで同じ商品へ入札した場合は、
入札した商品やキーワードのスコアが高い商品が表示されます。
 
★③コンバージョン
またコンバージョンに関しても、大きく異なります。
通常のアイテムアイテムマッチは、クリックした商品と購入した商品が異なった場合でも、
同じストア内かつクリックから30日以内で有れば、コンバージョンとして計上されます。
 
一方でメーカーアイテムマッチは、クリックした商品とコンバージョンした商品が同一でないと、
コンバージョンとして計上されません。
 
そのため、通常のアイテムマッチは1000%前後のROASが出るのに対して、
メーカー向けアイテムマッチはその半分以下のROASになることが大半です。
 
【イメージ図】
 
※注意※
ただどちらもクッキーの有効期限は30日のため、30日過ぎてしまったCVは計上されません。
 
★まとめ
いかがだったでしょうか。
 
名前は似ているのですが、機能としてはかなり違ってきますので、
利用する際は記載した内容に気を付けてみてください。
 
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それでは後編の投稿を楽しみにお待ちください!