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こんにちは!
先日Amazonの23年1月-3月の決算がありました!
現状のAmazonがどういう状況なのか、わかったかと思います。
今回はそんなAmazonのベンダーとセラーのどちらに出品した方が良いのか、
機能の差分などを基にまとめていきたいと思います!
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■この記事のポイント
・規模はベンダーの方が大きいが、成長率はセラーの方が高い
・ベンダーは運用負担があまりない分、利益面で課題あり
・セラーは出来ることがベンダーよりも多いが、運用工数面での課題あり
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■目次
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①ベンダーとセラーとは
ベンダーとセラーの違いについて、簡単に紹介が出来ればと思います。
まずベンダーに関してですが、Amazonへ商品を卸して、Amazonが販売するスタイル
一方でセラーは、メーカーや販売業者が直接Amazonへ出品し販売を行うスタイルとなっております
※注意※
ベンダーでAmazonへ出品するためには、Amazonからの招待が必要です。
またAmazonに出品していない状態から、ベンダーとして出品することは難しいのでご注意ください。
直近のAmazonの決算を確認しましたが、
ECに情報を限定すると、ベンダーはYoY-0.06%、セラーはYoY+18%の実績でした。
一方でGMV(出品企業の売上)を見てみると、
ベンダーは510億9600万ドル、セラーは298億2000万ドルとなっており、
成長率は横ばいもベンダーの方が規模が大きいことがわかります。
そのため数値上では、ベンダーもセラーも良し悪しがある出品形態となっております。
では結局どちらの出店形態が良いのでしょうか。
②ベンダーのメリットデメリット
それではまずベンダー出品のメリットデメリットを簡単にご紹介していきます。
〇ベンダーメリット1 一定の売上が見込める
ベンダーは前述した通り、Amazonに商品を卸してAmazonが商品を売る出品形態です。
そのため、Amazonに商品を卸した段階で、ある程度の売上が取れます。
〇ベンダーメリット2 運用負荷が少ない
ベンダー出品は、Amazonが販売や発送を対応してくれるので、
出品者側の運用負担としては、そこまで重たいものではないです。
ベンダーの主な対応内容としては、商品登録、ファンダメンタル、広告、Amazonへの商品投入になります。
〇ベンダーメリット3 カートを取得しやすい
ご存じの通り、Amazonは1商品につき1商品ページの構成となっているため、
その商品のカートを取得していることが売上UPへの近道です。
ベンダーで出品しているとセラー出品時よりもかカートを取得しやすい
という傾向にAmazonはあるため、これもベンダー出品のメリットではないでしょうか。
●ベンダーデメリット1 利益が少ない
一方でベンダーにはデメリットもあります。
売上は高く獲得できますが、卸売価格は上代の50%~60%ほどといわれております。
また広告や細かな手数料(数%)をAmazon側から請求されますので、
結局手元に残る利益としては10%~20%と言われております。(※メーカーによって前後あり)
●ベンダーデメリット2 販売価格のコントロールができない
ベンダー出品の場合販売するのはAmazonになるため、販売価格のコントロールが出来ません。
Amazonは過去のデータなどを基に自動的に価格を変更するため、
メーカー側の希望価格が考慮されず、不満につながっているケースもあるようです。
●ベンダーデメリット3 取得できるデータや打てる施策が少ない
ベンダーの場合、セラーと異なり、見れるデータが限られており、PDCAを回しにくい環境にあります。
また出来る施策としてはA+や商品画像の改善、広告、クーポン程度になっており、
ABテストを利用した商品ページの改善などができません。(一部のベンダーではABテストが出来る事例あり)
■ベンダーのメリットデメリットまとめ
③セラーのメリットデメリット
では続いてセラー出品のメリットデメリットを挙げていきます。
〇セラーメリット1 利益を出しやすい
セラー出品の場合、後述するように自社で販売価格をコントロールできたり、
Amazon側に細かな手数料(数%)を取られることが無いため、利益を出しやすいです。
〇セラーメリット2 販売価格のコントロールが出来る
販売主体が自社のため、販売価格のコントロールが出来ます。
そのためセール時期や閑散期に応じた価格戦略などが必要になります。
〇セラーメリット3 取得できるデータや打てる施策が豊富
セラーの出品の場合、データとして見れる項目が売上だけではなく、セッション数やカート取得率等、
ベンダー出品では見ることが出来ない内容が多くあります。
また施策としてもABテストはプロモーションコードの発行等、非常に多くの施策を打つことが出来、
PDCAを回しながら売上UPを目指すことが出来ます。
●セラーデメリット1 工数がかかる
セラーの場合、Amazonで販売するにかかる全ての作業を自社で実施する必要があるため、
運営工数が非常に多くかかる可能性が高いです。
広告戦略や運営などは特に工数がかかるため、外部に委託しても良いかもしれません。
●セラーデメリット2 カート取得しずらい
同じ商品をベンダーに卸している場合、ベンダーの方が優先される可能性があるため、
カートを取得しずらいというデメリットがあります。
また競合が多い場合、よりカートの取得率が高くなる可能性があるので注意が必要です。
■セラーのメリットデメリットまとめ
まとめ
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